について

「日本のあたりまえを世界で活かす」

平成元年・30歳の時に、父親が創業したダンボール印刷紙器製造会社の経営を引継ぎ、30年間大阪・東京・石川・台北と展開し、そして平成30年・還暦を機に、これら事業を後進に継承し、令和元年に現在の「michibiraki（みちびらき株式会社）」を創業しました。
30年間の企業経営で得た一番の学びは、様々な団体、会、塾で知り得た素晴らしい企業経営者たちの姿そのものでした。起業家、2代目、どん底から這い上がる、画期的な新商品を創る、上場させる、大家族主義で経営する、大躍進する、社会課題の解決に取組む、海外進出する、等々本当に多くの素晴らしい経営者を身近で拝見することができました。そしてそれを、自身の経営に役立ってることができた。これが一番の学びだったと考えています。
結果を出している企業経営者にはそれなりの理由があります。専門的な事や具体的なノウハウではなく、人として、人間としての魅力にあふれた人ばかりでした。しかも、そんなに難しいこと、厳しいことではなく、人間としての基本的な事、挨拶する、ごみを拾う、謙虚で、つつましやかでかつ元気で、神仏ご先祖を大切にし、日本の伝統的な習慣を守り、社員に伝え共に語り合う、そんな普通の人たちでした。つまり、日本じゃ当たり前！と思えるようなことを徹底的にやってきた人たちと言えるのかもしれません。あたりまえのコトを徹底的にやる。この力がいかに大きなパワーを生み、会社も、社会も、よりよく成長させていく源泉になる。そのような人間力あふれる、素晴らしい日本の社長たちを広く世界に紹介し、日々課題を抱え悩みながらも奮闘努力している企業家にその真髄を学んでもらうことができたら、きっといいお役立ちになるのではないか。明るい未来、よりよい社会創りに貢献できるのではないか。還暦過ぎの起業家である私にできる事と言えば、そのような事ではないのかと考えmichibirakiを起業しました。
特に東南アジア各国はこれからますます成長し発展していきます。より良い国づくりに中小企業経営者の果たす役割はとてつもなく大きいと考えています。少し先に成長発展を経験した日本の中小企業経営者だからこそ、伝えることのできる素晴らしい想い、志、考え方があるはずです。日本ができた良きことを他の国の企業に伝えていけば、きっと未来は明るく、活力にあふれた素晴らしい世界になると思うのです。その一端をmichibirakiが担えるなんてこんな素敵でうれしいことはありません。一緒に学び合い、共に進んでいきましょう。