「子どもたちを被害者にも
加害者にもさせない」
自身のさまざまな経験を活かし、
無償の愛で笑顔を増やす情熱社長。
株式会社良心塾代表取締役 塾長
株式会社プログレッシブ代表取締役
黒川 洋司 さんに学ぶ
所在地大阪府大阪市
社長の事業定義
人の再生、人づくり、愛育業
- #美容室merry
- #TEDxAwaji
- #職親プロジェクト
- #結笑楽
- #良心の里
- #就労困難者
- #ヒューマンハーバー
- #ユヌス・ソーシャルビジネス
黒川 洋司 さんのココに学びたい
- 愛とは無償、愛に条件はない。
人間形成には、絶対にこの「愛」が必要 - 日本の「食」、「教育」、「家族」、「和」、
すべて無くしてしまってはいけない - 自分の子供と他人の子供を分け隔てする社会に
「おせっかい」が必要
会得のヒント
無関心ではいられるが、無関係ではいられない!
Movie
「大切にしている言葉」
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一つのエピソード
人生を変えた出来事、そして出逢い。
母の死をきっかけに、今までとは違う生き方をしよう、天国で母にあった時に「あんた、よう頑張ったな」と言ってもらえるような命の使い方をしようと心に決めた黒田。しかし何をすればいいのかわからず、とにかく、地域のごみ拾いをしたり、靴をそろえたり、お寺巡りをしたり、良いと言われることは何でもした。そんな中大きな転機になることが京セラ稲盛氏の「盛和塾」入塾と、お好み焼き屋「千房」の中井社長の講演を聞いたことで声をかけられたことだった。自身の経験が生かせるかもということで、職親プロジェクト発足メンバーとして様々な活動に広がっていくことになる。
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成し遂げたこと
人に喜んでもらえること、再チャレンジを応援すること。
美容室の仕事を始めると、大繁盛店となる。技術はもちろん今までにない託児所完備などが評判を呼び、3店舗まで増やした。出産すると美容室にも行けないと悩む母親たちに大いに喜んでもらえた。
再チャレンジ居酒屋「結笑楽」の開店にむけては、クラウドファンディングを活用し目標額を難なくクリア。参政党の応援演説にも登壇したり、TEDxAwajiで講演して感動の嵐を巻き起こした。ボクシング世界チャンピオンで金メダリストの村田諒太氏らによる「命のフォーラム」を、大阪・奈良で開催したりと、その活躍ぶりは目覚ましい。
黒川 洋司さんの想いを読み解くキーワード
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1
35歳の時、母親が亡くなり、今まで感じたことのない不安を感じた。
- ● 母のように無償、無条件の愛をくれる人がいなくなった。
- ● 35歳でも自分は母に守られていた。母の死が自分を変えてくれた。
- ● そして今、自分は常に母と共にある。
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2
少年院、刑務所出院者の再犯率を減らすために必要なこととは。
- ● 彼らにとって一般社会の壁はとてつもなく高い!
- ● 単に雇用の機会を与えるだけでは決して解決しない。
- ● 環境を変え、教育の支援がないと意味がない。
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3
就労困難者の多くが親からの愛をもらえていない。
- ● 家庭内暴力、虐待、育児放棄、考えられない経験をしてきている。
- ● 自分はワルで不良でも母から無償の愛をもらえていた!だから・・・。
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4
良心塾はいつまでもいる場所じゃない!
- ● 親の役割は自立させること。
- ● そして、ここはいつかまた帰ってくることもできる場所。
- ● いなくなったとしても、ここにいたことの意味がなくなるわけじゃない。
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5
無農薬農業にも取り組む。
- ● 土は「母」。つまり土は「愛」。種がよくても土がカラカラでは育たない。
- ● 人生最大の大仕事、子育てをみんなで一緒にできる環境をつくる。
黒川 洋司 さんの哲学
「三つ子の魂、百まで」
子どもには無償の愛が必要です。一緒に、あちこち行って、見て、行動し、経験し、感動して、いろんな人に会って、みんな、自分の天命に出会って欲しい。
天命に気付けるよう、愛をいっぱい降り注いでもらおう!!
Profile
黒川 洋司(くろかわ・ようじ)
- 1971年
11月生まれ
少年の頃から暴走族、暴力団に所属 - 1992年
結婚を機に反社会勢力とは関係を断つ
- 1999年
父親となり、自分のため、お金のために建設業で友人と独立
- 2002年
美容室を開業 大繁盛店となり3店舗開業
- 2006年
母子家庭で育ててくれた最愛の母を突然亡くし、一大転機に
- 2008年
「盛和塾」入塾
- 2012年
「千房」の中井社長との出会い
声をかけて頂き、自身の経験が活かせるかもと考える - 2013年
日本財団 職親プロジェクト発足メンバーとなる
- 2015年
株式会社ヒューマンハーバー大阪(現在の株式会社良心塾)代表取締役就任
- 2017年
当時の上川法務大臣が良心塾を訪問
対談施設見学を行う
みちびらき・岩﨑 隆の着目ポイント!
私には、黒川さんのことを文章で上手に表現することができません。それほど黒川さんの過去の体験と、現在も実践されていることが、私の想像をはるかに超えているからです。黒川さんはまだこれから、もっともっと大きく、より良く、日本の社会を変えてくれる人になる。そんな気がしています。「志、想いは大きく、しかし目の前の小さな実践を積み重ねる」、そんな人です。
こんな方にはぜひお薦めです
- 社会課題解決(就労困難者・家庭内暴力・ひとり親家族)に関心ある企業経営者
- 生きづらさを感じる若者、子育てに悩む親、そんな人を応援したいと考える人達