日本トルコ友好125周年記念映画
「海難1890」の製作実現に奔走した
和歌山大好きの日本料理店社長。

株式会社ちひろ代表取締役

西廣 真治 さんに学ぶ

所在地和歌山県和歌山市

社長の事業定義

人に元気を、街に活気を与える業 

  • #四季の味
  • #日本料理
  • #エルトゥールル号
  • #海難1890
  • #和歌山JC
  • #和歌山倫理法人会
  • #日本トルコ友好

西廣 真治 さんのココに学びたい

  • “好奇心” … 広い世界へ、海外へ
  • “運命自招” … すべては自分の責任!
  • “美点発見” … 人の良いところを見よ!

会得のヒント

人は人からしか学べない!
イキイキしていないと仕事は続かない!

Movie

「大切にしている言葉」

  • 一つのエピソード

    それぞれの環境で、熱中し、学び、培う。

    あまり語りたがらない西廣の経歴に、甲子園球児がある。普通なら元球児であることは自慢であるはずなのに、すべてやりつくした感があるからと、言葉少なげだ。しかし、小学生から野球に没頭し、進学校で甲子園進出を果たしたあの頃の苦労を考えると、社会人での苦労は大したことがないとも振り返る。組織力、チームの団結で勝つこと、一人では何もできないこと、を学んだと言う。海外旅行を繰り返す大学生活をへてサラリーマン時代はまさに順風満帆、証券会社時代は社長賞も獲得して3年目の若さでロンドン赴任、帰国後は広報IR課長まで務めることになる。

  • 成し遂げたこと

    日本人としての誇り、トルコとの友好、大切にしたい生き方。

    和歌山帰省後の西廣の活躍で、特筆すべきは何といっても映画「海難1890」の実現だ。和歌山の素晴らしさを調べる中で、トルコの軍艦エルトゥールル号事件を知ることになる。「NPO法人エルトゥールルが世界を救う」で、トルコ軍艦海難救出事件とテヘラン邦人救出事件の映画化を決定。西廣はNPO法人の理事として小中学校での講演や教科書掲載運動に関わり、また映画化推進の役割も担うことに。串本町長が協力し、資金提供する企業を募り、トルコへ渡り大統領からの賛同も得た。日本の安倍首相も協力を約束してくれるなど西廣の活躍で多くの人々の想いが結実した素晴らしい作品が公開され日本、トルコで大反響、大感動を得た。

西廣 真治さんの想いを読み解くキーワード

  • 1

    安岡正篤氏の言葉:「縁尋機妙(えんじんきみょう)、多逢聖因(たほうしょういん)」

    • ● 人と人を結び付けて場をつくる。
    • ● 青年会議所、倫理法人会、多くの人を集め良い意識が芽生えていく。
  • 2

    父からの事業継承。60歳で綺麗に引退。

    • ● 父母から受けてきた恩に気付く。
    • ● 不安もあったがまずはやってみよう、挑戦しようという気持ちで決断。
    • ● 文化が違う、人が違う、社員との関係性、事業の将来性に悩む毎日。
  • 3

    自分が変わるしかない、これしかないと朝礼開始。

    • ● 辞めていく社員、陰での不満、でも愚直に継続。
    • ● 2年~3年で徐々に変化し、企業文化が変わってきた。
  • 4

    和歌山から何かを発信したい 自信をもって世界に誇れるモノ、コト。

    • ● 「NPO法人エルトゥールルが世界を救う」の発足 理事就任。
    • ● 紀州徳川家の教え「父母状」は、親孝行・家族愛を説いたもの。
    • ● 陸奥宗光 濱口悟陵 等など、和歌山の偉人伝も。
  • 5

    経営は経と営 つまり、縦軸と横軸 バランス感覚が重要。

    • ● 経とは 伝統であり、想いであり、“不易”。
    • ● 営とは 変化であり、技であり、“流行”。

西廣 真治 さんの哲学

「かけた情けは水に流し、受けた恩は岩に刻む」
恩を生む真心、
受けた恩に気付かせてくれる真心
知恩報恩の真心を伝えていく

Profile

西廣 真治(にしひろ・しんじ)

  • 1970年

    和歌山県和歌山市生まれ

  • 1989年

    和歌山県立桐蔭高等学校 卒業

  • 1995年

    同志社大学法学部政治学科 卒業

  • 1995〜2003年

    SMBC日興証券株式会社(広報IR部 課長)

  • 2010年

    和歌山青年会議所 理事長

  • 2011年

    和歌山県倫理法人会 会長

  • 現在

    株式会社ちひろ 代表取締役
    株式会社千尋 代表取締役
    特定非営利活動法人エルトゥールルが世界を救う 理事
    和歌山県倫理法人会 相談役 法人スーパーバイザー

株式会社ちひろ 海難1890

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代表取締役

中村 友希さま

推薦人さまからひと言

西廣真治君とは高校一年生からの付き合いで、彼此35年以上の付き合いになります。「リーダー」という役割が彼ほどすっきり当てはまる人物は中々いません。和歌山市の青年会議所や倫理法人会の会長職に積極的に取り組み、常に地域の発展ということを念頭に置いて行動しています。その熱すぎる想いは周りの人間をも巻き込み(最も巻き込まれているのは私ですが…)、彼の周りには常に人が集まっています。今後は地元和歌山だけにとどまらず、日本創世の為にご尽力してくれると信じております。

みちびらき・岩﨑 隆の着目ポイント!

なんでも成功させてしまう、何をやってもうまくいく、誰でも好きになりファンになる、そんな人です。西廣社長は。もちろん、いろいろ悩み、いろいろ考え、率先して実践してきたからこそ、そう思わせる人でもあります。和歌山を何とか復興させようと努力する姿は、日本全国の悩める地方企業経営者の相談相手になる貴重な存在だと思います。

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こんな方にはぜひお薦めです

  • 地元に戻り、地元の良さや地元のメリットを見いだせていないと悩む後継社長
  • 地域社会の活性化、地方経済の再生などに取り組む中小企業経営者、行政マン
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