オフィスを変革し、仕事観を変革し、
地域も活性化する
数値化できない価値を重視し
日本の未来を発信し続ける京都人社長。
株式会社ウエダ本社代表取締役社長
岡村 充泰 さんに学ぶ
所在地京都府京都市
社長の事業定義
人を活かした価値創出業
- #京都流議定書
- #ワークプレイスデザイン
- #コーポレートデザイン
- #ICTデザイン
- #utena works
- #ツナグム
- #TRAFFFIC
- #与謝野町
岡村 充泰 さんのココに学びたい
- 性格は天邪鬼?だから独自性を生み出せる?!
- オフィスの在り方=人の可能性を引出せれば、
お金をかけるのも無駄ではない! - 決定権のある人に会いに行く!社長、会長に直談判。
会得のヒント
売上規模などの数字ではなく、
歴史、伝統、考え方を重視する。
数値化されない価値観で、自社を客観的に見てみる。
Movie
「大切にしている言葉」
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一つのエピソード
自分が望む人生をおくるために。
大学卒業後、繊維業界最大手の商社に入社、ヤングレディース向けテキスタイルを担当した。若者向けという事で企画は1年前から始まる。水物とも言われるようにビジネスの流れは速い。30歳で独立を決意する岡村は、当時アパレルや百貨店の衰退が見えていたという。「リスクも取らず、自分たち独自の色を出すことなく、売れ筋のみを追いかけている。」そう考えた岡村は、アイデアで勝負しようと海外からの輸入や大手商社への企画提案を行うようになる。
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成し遂げたこと
引き継ぐ覚悟、自分なりの価値観。
岡村の祖父が創業したウエダ本社は、その後父が跡を継いだ。自分は三男で家業とは関係ないと考えていた。ところが、ある日商談で訪れた本社で、その経営の実情を聴かされた。すぐに非常勤取締役として家業の立て直しに奔走、父との対立もあったが、当時の社長の兄の理解もあり、また、「ここで自分が引いてしまうと確実に家業はダメになる、ささえてくれる社員の事もあるし、放り出して逃げることはできない。」と考え2002年に4代目の社長となる。社員向けの計画書を作成し、社長の約束5か条には社長を辞任する条件も決めた。
岡村 充泰さんの“想い”を読み解くキーワード
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1
業界のあたりまえを知らなかった。だから変化できた!
- ● 倒産寸前の家業をいかに立て直すか 自分本位ではできないと腹をくくった。
- ● 常識を打ち破ることが重要。
- ● 皆が「そんなことあたりまえでしょう!」という事を、違う方法で考えてみる。
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2
価値を考えるといろいろ広がる!
- ● 人は均一でなく、個性、多様性が当たり前。
- ● 都市=東京=均一 効率・規模の追求は行き詰まっている。
- ● 個性・多様性は田舎にある 人を活かすことが出来る。
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3
オフィスにお金をかける=無駄と言われていた。
- ● 昔のオフィスには「私語厳禁」の貼り紙が!
- ● 人のパフォーマンスやモチベーションにスポットをあてる。
- ● これからはオフィスだけではなく、地域に、地方に活かしていく。
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4
自分で考える!
- ● 若い人はすぐに答えを求め、答えを教えてもらおうとする。
- ● 自分で考えることが大事、そして深く考えること。
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5
創業者の想い「宇宙を想え!人を愛せ!」
- ● 大きな視野で、大きな夢を描く。
- ● 人とのかかわりを大切に、人を想い、人を中心にした仕事をする。
岡村 充泰 さんの哲学
生き方にマニュアルはない、その時、瞬間、自分で判断する。そしていつも、本質を
見ること!
Profile
岡村 充泰(おかむら・みつやす)
- 1963年
京都市生まれ
- 1986年
大学卒業後、繊維商社瀧定入社
- 1994年
有限会社エムズカンパニー設立
- 1999年
ウエダ本社・非常勤取締役就任
- 2002年
ウエダ本社・代表取締役就任 第二創業
- 2008年
ウエダ本社・70周年
第1回京都流議定書イベント開催 - 2016年
utena works株式会社設立 代表取締役
Recommend
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オーナーシェフ
黒岩 功さま
推薦人さまからひと言
岡村充泰さんは、ソーシャルの大切さと近江商人の商い魂を心得ている人です。また人と人との繋がりを大事にして、社会の課題に取り組む姿勢は多くの仲間の共感、協力を得られるリーダーです。その為にいつも岡村さんの周囲には利他の精神でチャレンジする人達が集っています。そして、ご自身の社員や友人をいつも大切にしている誠実な方です。岡村さんが思い描く未来の社会や、これからの会社の役目の視座は、岡村さん自身の在り方から、『社会に点在している地域課題を会社と仲間で取り組み、新しい価値を未来に創り出すぞ!』と言うパッションと、これからの未来を『どう生きる?どう働く?』かの視点から来ていると思います。私はその姿勢にいつも学ばせて頂いております。
みちびらき・岩﨑 隆の着目ポイント!
家業を再建し、その過程で、会社は誰のものか?会社の存在意義は?社員に望むことは?そして社長としての約束まで、明確に表しておられます。社員が最優先であり、また会社がどれだけ社会の役に立てたのかを重視し、価値観を共有できる人の集まる会社でありたいと考えておられます。正に宇宙を想い、人を愛する経営と言えるのではないでしょうか!
こんな方にはぜひお薦めです
- 社員がイキイキ働けるオフィスの新しい在り方を知りたいと考えている企業経営者
- ブランディング、理念再構築、社内システム構築、IT活用等ド真剣に取組みたい社長