「ゼロから1を創る」
という社名に込めた想い
ラグジュアリーな大阪水上観光を目指す
イタリア大好きの元コック&バリスタ社長。
ダゼロ株式会社代表取締役
山本 浩司 さんに学ぶ
所在地大阪府大阪市
社長の事業定義
水の上のプロデュース事業
- #大阪水上タクシー
- #リバークルーズ
- #イタリア
- #ヴェネツィア
- #ナイトクルーズ
- #アニバーサリー事業
- #大阪クルーズ
- #フォトウェディング事業
山本 浩司 さんの
学びのキーワード
山本 浩司 さんのココに学びたい
- 時を待つ心 タイミングが大切!
- やってみないとわからない!まずは始めてみる。
- B級グルメじゃない大阪の魅力発信。
会得のヒント
日本の親友の死が、勇気をくれた。
イタリアの友人が、いい言葉をくれた。
Movie
「大切にしている言葉」
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一つのエピソード
人生の大きな決断を後押ししてくれた、大切な友人たち。
高校・大学時代の親友の癌による壮絶な死。山本の人生観は大きく変わった。それまで迷っていたが、振り返ることなく前に進むとイタリア行を決意。イタリアで様々な経験を積む。7年後、両親が突然ベネチアにやってきた。二人の体が一回り小さくなったように見え、帰国を決意。その時、イタリア人の友人が言ってくれた。「イタリアに来たのは親友の死がきっかけだったのかもしれない、でもこの7年間は君が自分で自分の人生を生きたんだ!」この言葉がまた、日本でのゼロからのスタートの勇気をくれた。
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成し遂げたこと
人が反対する独創的なテーマを考え付いたなら、それは喜ぶべきである。
やってみるべき価値があれば、それが共感者を説得する。山本は、前職時代に船を使ったバースデイパーティを企画。これがとても楽しく、ベネチアにいた当時の経験と重なり、船を活用した事業を大阪でやろうと決意した。ところが、である。相談するすべての人、関係事業に携わるすべての人からは「やめとき!」と言われる。
勧められた事業計画作成講座を受講し、プレゼンテーションするとベンチャーキャピタルからの出資が決まり、信用金庫も融資してくれた。コロナ前のインバウンド全盛の時だったからともいえるが、今では大阪ではそこそこ認めてもらえるようになってきたと実感している。とにかく2025年の万博と大阪IRがきっと大きなチャンスになると考え前を向いている。
山本 浩司さんの“想い”を読み解くキーワード
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1
どうも日本の将来が面白そうじゃなかった。
- ● 朝のラッシュアワー、電車に乗れない。
- ● イタリアの仕事はなんとも人間的だ!
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2
父も事業家。でも計画性に疑問を感じていた?
- ● 父の書棚にあった松下幸之助翁の本で、「感謝、謙虚」を学ぶ。
- ● 無計画かもしれないが、やってみないとわからない。
- ● 銀行から事業計画作成講座の受講を勧められる。
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3
大阪の水上交通利用者、年間120万人。
- ● これならいけるんじゃないか!
- ● ターゲットは高単価、富裕層で小型少人数。
- ● ベンチャーキャピタルも出資、信用金庫も融資してくれた。
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4
場所をつなぐ、時空をつなぐ、人をつなぐ。
- ● 観光、水運事業者ではなくて、企画プロデユースに重点を置く。
- ● お客様からいろいろ話を聞かせてもらい、自分の中に残っていく。
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5
2025年の大阪・関西万博に向けて、是非やりたいこと。
- ● 例えれば、街の小さな喫茶店から脱皮してコメダ珈琲になる。
- ● イタリアと日本の架け橋になる。
山本 浩司 さんの哲学
人とのつながり、
人とのめぐり会い、
人にとても恵まれてきた。
Profile
山本 浩司(やまもと・こうじ)
- 1971年
埼玉県さいたま市生まれ
- 1994年
大学を中退し、片道切符で単身イタリアへ
- 2001年
帰国 その後神戸の大手総菜会社入社VMDを担当
- 2018年
ダゼロ株式会社創業
大阪水上観光事業を立ち上げ
Recommend
オネテ
代表
西田 万智子さま
推薦人さまからひと言
社名の「DA-ZERO」は、「何もないところから、ゼロから」大阪の水運観光と地域の交流を通して成長するダゼロ株式会社、社長山本浩司さん。イタリアとフランスの文化の融合を船上で表現したアフタヌーンティーなどのフランス紅茶オネテとのコラボで様々な体験クルーズをご提案。 水の都大阪の良さを存分に味わえる唯一無二の事業です。
みちびらき・岩﨑 隆の着目ポイント!
面白い人です。元バーテンであり、バリスタであり、料理人である埼玉出身者が大阪で船のビジネスで起業だ!その前は神戸で15年間食関連上場企業でビジュアルマーチャンダイジングというとても面白い仕事も経験している。これもまた水上プロデューサーという仕事とつながっているのかもしれない。月に一度自身の事業を見つめ直すための壁打ち?を欠かさない。
こんな方にはぜひお薦めです
- とにかく会社を興してみたい、面白い事業をやりたいという若い起業家
- 大阪を盛り上げたい、今までの大阪のイメージを打ち破りたい社長、企業幹部