全てはアッラーのお導きで決まる。
公文教室を2か所運営しながらイスラムの
情報発信を続ける日本人ムスリム。
日本ムスリム株式会社取締役
公文式教室運営
木全 恭子 (Nur Shahirah:シャヒラ)さんに学ぶ
所在地大阪府大阪市
社長の事業定義
ハラールインダストリー
- #ジャパンダアワセンター
- #マレーシア
- #クルアーン
- #イスラム教
- #KUMON
- #ハラール
木全 恭子 さんのココに学びたい
- 自学自習の態度と方法を学べば、
社会に出てからもチャレンジできる。 - 「クルアーン」アラビア語で毎日読む
意味を正しく理解する。 - 人生の基準はすべて「ハラール」に生きる。
会得のヒント
結婚のために改宗するのではなく、
イスラムの教えには矛盾がなく
一生これで生きていけると考えたから。
Movie
「大切にしている言葉」
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一つのエピソード
自分が習得してきた学習法、そこに子供たちの可能性を見てきた。
5歳で公文式の教室に通い始めた木全。兄二人が習っていたので自分も、と母親にせがんだのだ。自身が通っていた教室を母親が引き継ぐことになり、そしてまた自分がそれを引継いだ。つまり木全は3代目経営者となる。公文式は一人一人の可能性を追求する学習法。我が子だけの子育てでは知り得ない子供たちの可能性をたくさん見せてもらったという。また世界の50を超える国や地域に広がりKUMONというキーワードでつながっていける事にも魅力を感じているという。
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成し遂げたこと
偏見を取り払い、日本人も気軽にイスラムを学び、
ムスリムと交流できる場をつくることが天命と知る。2019年、木全の夫ゾルカナインが、働いていた日本企業を退職しダアワ専門となり、マレーシアの政府機関などからの依頼に対応することに。これはイスラムを広げる活動をすることだ。夫の活動を助け、現在のジャパンダアワセンター開設にも大きな役割を果たした。3人の男の子の母でもある木全は、子供たちの為にもJDCのような学ぶところが必要だと感じている。周りの環境がムスリムとしてのアイデンティティを保つのに難しいと考えるからだ。多くの日本人とも交流しながら、イスラムを正しく伝える活動に取組んでいる。
木全 恭子さんの“想い”を読み解くキーワード
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1
イスラムの情報発信。
- ● 全世界で19億人が読んでいる本 是非知って欲しい。
- ● その19億の人が皆毎日イスラムを実践している。
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2
日本の情報発信も! JDCの礼拝室は和風畳敷きスタイル。
- ● 日本のいいものを発信していく。
- ● 日本流のイスラム教徒がいてもいい、国の文化とイスラムの融合。
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3
公文式からの学び 公文創業者の言葉。
- ● 世界に広がる公文式の考え方 それは父からわが子への愛で始まった。
- ● 「こんなものだはいつもなく、もっといいものはいつもある」
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4
ビジネスとして続けられることが大切。
- ● ハラールの病院食をつくる学生を応援。
- ● ヒジャブ用のマスクバンド 日本人が作ったモノにハラールのフックをつけて!
- ● イスラムマーケットを目指す日本人、日本企業に正しい知識を提供する。
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5
愛を知らずに、愛を感じることなく生きている人が多いと思う。
- ● イスラム教徒だけじゃない みんなちゃんと愛されてるから大丈夫ですよ!
- ● 利他の心、協調性、先祖崇拝、日本の素晴らしさをイスラムの国々は尊敬している。
木全 恭子 さんの哲学
多様性と調和。
日本でも受け入れてもらえるように、日本の良きものを
発信していく。
Profile
木全 恭子(きまた・きょうこ)
(Nur Shahirah:シャヒラ)
- 1972年
千葉県生まれ
同志社大学文学部卒業後、医療法人へ就職、
花火大会でマレーシア人の現在のご主人と出会う - 1997年
イスラム教へ入信
マレーシアへ日本語教師を目指し単身渡航 翌年現地で結婚 マレーシア日系企業等で活躍 - 2008年
日本へ帰国
- 2011年
母親の経営していた公文教室を継承
- 2019年
ご主人が仕事を辞めダアワ専門となり、日本ムスリム株式会社設立JDC活動開始
Recommend
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副校長
田村 かすみ先生
推薦人さまからひと言
木全恭子さんは、二つの顔を持っています。一つは公文式教室の運営者。慈しみ深い指導と毅然とした判断は、地元の子ども達とご家族に絶大な信頼を得ています。子どもに向き合い何が必要かをしっかり定め、じっくり導いていく指導は他の追随を許しません。もう一つはイスラムの敬虔な信者。ご主人とともに、日本のムスリムネットワークを国内に、世界に拡げていく右腕となって活動しています。冷静な判断力と静かな情熱を持つ肝の据わった女性です。
みちびらき・岩﨑 隆の着目ポイント!
ベストセラーだから読んでおこう!と考える本がいっぱいあるのなら是非日本人にもクルアーンを読んでみて欲しいという木全。彼女はムスリムでなければここまで生きてこれなかったかもと言い、またこれがあるから大丈夫だとも言う。まずは多様性を受け入れて、どんなものか読んでみるか?!
こんな方にはぜひお薦めです
- 東南アジアのイスラム圏のマーケット、ハラール食等に興味関心ある企業経営者
- ハラールというフックを付けて、日本製品を世界にアピールしたい会社社長、幹部