日本の成り立ち・精神性の源からの発信。
国生みの伊弉諾、伊弉冉をお祭りし、
日本最古の神社をお守りする宮司。

伊弉諾神宮(淡路島)宮司

本名 孝至 さんに学ぶ

所在地兵庫県淡路市

社長の事業定義

大切な神様の祭りごとを天皇陛下からお預かりしている業

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  • #国生みの島
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本名 孝至 さんのココに学びたい

  • 「中今」という考え方。
    過去が長ければ長いほど、未来も長くなる。
  • 過去から学び、それを活かし、子孫に伝えていく。
    創造することだけではなく、過去から学ぶことが大切。
  • 広辞苑を読む。辞書は簡潔に説明されている。

会得のヒント

神様の思し召しにお任せする。
できる、できないではなく、
させて頂けるか、させて頂けないかである。

Movie

「大切にしている言葉」

  • 一つのエピソード

    災いを乗り越えて、授かったこと。

    本名は満州国新京生まれ、本籍地は静岡市。大学卒業後、声をかけて頂き静岡の神部神社・浅間神社・大歳御祖神社(通称静岡浅間神社)に奉職。神職になって3年後、大豪雨で社殿など多くの文化財指定の建造物が倒壊。それから15年間、保存修理の担当職員としても仕事をし、文化庁の担当技官など様々な人との人脈が出来たという。静岡浅間神社は徳川家が造営し、「東海の日光」とも呼ばれ仕様書など当時のものが残っていたので、担当するうちに古文書も読めるようになり、新たに発見された文献通りの仕様を反映させたという。

  • 成し遂げたこと

    まとめていくことは、心を伝えていくこと。

    本名は平成21年10月から平成30年3月までの8年半の間、産経新聞淡路版に「神々からの伝承」と題して寄稿を毎週続けた。当初は半年くらいの連載かと思っていた本名だが、結局406回の連載となり完結した。この間、平成23年の東日本大震災、平成24年の古事記編纂千三百年、平成25年伊勢神宮第62回式年遷宮と印象深い出来事が続いたと回述している。日本の歴史、神話、淡路島伝承、日本語の意味など、誠に幅広く興味深い読み物だ。

本名 孝至さんの“想い”を読み解くキーワード

  • 1

    神道は宗教ではない?!宗教の定義とは何か?

    • ● 教義、経典、教祖、これらは神道には存在しない。
    • ● 戒律もない 教えでもない 祈りの心があるだけ。
    • ● 「God」を「神」と訳したことが問題だったのかもしれない。
  • 2

    明治維新で大切なものを失った。

    • ● 大東亜戦争後の占領政策より以前から始まっていた日本文化の崩壊 行き過ぎた西洋化。
    • ● 日本人の精神文化の高さを守る、今が最後のチャンスなのかもしれない。
  • 3

    自らに誇りを持てない若者が増えている。

    • ● 歴史家トインビーは言った?!「神話を学ばなかった民族は例外なく滅びる」
    • ● 政治学者ハンティントンは「文明の衝突」の中で日本文明を語っているが・・・。
  • 4

    世界遺産に認められた日本の縄文文化。西洋人が認めた。

    • ● 今の日本とほぼ同じエリアに1万5000年前から存在してきた日本の文明。
    • ● 日本の伝統文化が消えていく事は世界の人類の損失。
  • 5

    私利私欲で今の立場に固執することなど全く考えてもいない。

    • ● 自分は神職の家系ではない。そのような方たちをお支えできればいいと思っている。
    • ● 大学時代の三島事件。自身も何か行動すべきと感じた。

本名 孝至 さんの哲学

神道とは、
日本人の生き方そのもの。

Profile

本名 孝至(ほんみょう・たかし)

  • 1944年

    満州国新京市生まれ
    県立静岡高等学校、皇學館大學を卒業、通称静岡浅間神社に奉職、その後熱田神宮権禰宜

  • 1990年

    伊弉諾神宮 禰宜

  • 2006年

    伊弉諾神宮 宮司

伊弉諾神宮の本名孝至宮司のお話

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推薦人さまからひと言

古事記・日本書紀により我国の国土の創生ともなる「国生み」の伝承を今に伝える淡路の国の一の宮、地元で「いっくさん」の別称で親しまれる伊弉諾神宮の本名孝至宮司、日ごろから神社を通じで淡路島の歴史的魅力や文化の発展に尽力され、文化庁認定事業「日本遺産」の認定への貢献など地域の振興に大きく寄与されています。今年四十数年ぶりに本殿・幣殿のお屋根の檜皮葺が美しく葺き替えられた伊弉諾神宮へぜひお運びください。

みちびらき・岩﨑 隆の着目ポイント!

8年半の間、毎週・新聞への寄稿406回、そのすべてをまとめられた分厚い冊子を頂戴して読ませて頂いた。よくこれだけ話があるものだと、とにかく感動・感心するばかりである。ご興味ご関心は多岐に及び、またその話されぶりはまるで講演がご専門のようで、聴くものを飽きさせない。畳に正座され話されるお姿は誠にお若く、パワーを感じる。

こんな方にはぜひお薦めです

  • 日本の神話、古事記、日本書紀、神道、神社に興味関心ある経営者
  • 国生み神話、淡路島への移住や就農、ワーケーションを考えている企業幹部
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