自らの子育て体験、事業継承体験を通じ
働くこと、生きることを共に考える
小型充填機No1の機械メーカー女性会長。
株式会社ナオミ代表取締役会長
学び舎傍楽代表
駒井 亨衣 さんに学ぶ
所在地京都府京都市
社長の事業定義
充填機製造業
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駒井 亨衣 さんのココに学びたい
- 社長をやるなんて考えてもみなかった。
パートからの出発。 - 「こんな会社じゃ絶対に伸びない!」
父とはいつも親子喧嘩。 - 「お前には絶対に会社をやらせない!」と
言っていた父から1週間で社長交代。
会得のヒント
こんなはずじゃなかった、人生ってわからないもの。
自分の想い、考え、行動でどんどん変わっていく。
Movie
「大切にしている言葉」
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一つのエピソード
人には居場所が必要なのだ。
ナオミに勤め始めて少し経った頃、2人の子供達が同時に不登校に!「なんで学校へ行ってくれないの?」と悩むしかなかった駒井だが、大きな気づきが!「子供たちを支配していたんです。子供の話を聞かず、自分の思い通りに育って欲しかった。認めることもなく、結局父が社員にしていた事と同じことを子供たちにしていたんですね。」と。子供を信じ、社員を信じ、社員教育と子育ては同じだと考えるようになった。
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成し遂げたこと
必要なことをスピーディに成し遂げられる誇りの体制づくり。
駒井が父から継承した会社は小型充填機市場でシェアNo.1となった。ある意味ブルーオーシャンで、利益率も高く税理士からは超優良企業と言われるという。もちろん給与水準も高く社員満足度も高い。社内のコミュニケーション力を高め、少人数でも家族的な会社でありたい、大木が大きくゆっくり根を張っていくように会社を育てていきたいと言う駒井は、2年連続でジャパンタイムスの「アジアにおける次世代の社長100人」に選ばれている。
駒井 亨衣さんの秘密に迫るキーワード
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1
「一生社長をやる」と言っていた父がこの会社を創り、譲ってくれたおかげ。
- ● 現社長を採用したのも父。
- ● 残念ながら、和解できず父が亡くなり、ようやく分かった。
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2
本来は引っ込み思案で目立つのは嫌な性格。
- ● 立場がそうさせる。やってると段々慣れてくる。
- ● 社員がどんな社長なら安心してくれるのかを考えてみる。
- ● 俳優のつもりで、本来の自分ではない自分を創ることも社長には必要。
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3
経営者に必要な要素。
- ● 人に頼ることも大切。できる人がやるほうが良い。
- ● 人を信じる力、人に任せるのも経営者の力。
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4
仕事は自分事、やらされ感でやってはいけない。
- ● 楽しさを見つけて、一所懸命にやると人が助けてくれる。
- ● 仕事がやりやすくなり、結果も出て、ますます面白くなる。
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5
日本の将来の為、生涯学校を創りたい。
- ● 自分らしく、ありのままに、「はたらく」と「生きる」を一緒に考える場。
- ● 子供から大人まであらゆる世代の人が共に学び合える、友達になれる場。
駒井 亨衣 さんの哲学
みんなが幸せになる
会社にする。
ここで働いていて幸せだと
思ってもらえる会社を創る。
Profile
駒井 亨衣(こまい・ゆきえ)
- 1958年
兵庫県西宮市出身
高校卒業後京都芸大の受験に失敗、ダイキン工業に入社3年間のOL生活 - 1995年
父の経営する株式会社ナオミに
パートとして入社 その後営業を担当 - 2003年
東京への営業責任者として2年間の単身赴任
- 2006年
常務取締役
- 2010年
代表取締役社長就任
- 2014年
京都に学び舎 傍楽を開設
- 2020年
代表取締役会長就任
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認定NPO法人 D×P
理事長
今井 紀明さま
推薦人さまからひと言
駒井さんは、若い人など誰に対しても「理解しよう」と常に努めるボーダレスな存在です。人の良さを常に探そうとしているのと同時に、直感力が優れている経営者です。行動派なので、「これはよい!」と思った時にすぐに動くフットワークの軽さがあることも尊敬しています。また、自身の経験から、不登校や不遇な境遇にいる子どもたちに対して「何かしよう」と仕事の傍らでも動き続けている稀有な経営者です
みちびらき・岩﨑 隆の着目ポイント!
「最近の若い人にはコミュニケーションが不得意な人が多いように感じる。これって教育の問題!子供たちは犠牲者だ!」「面白い人と出会い、いろいろな世界を知って欲しい」と熱く語る駒井さんは日本の未来を見据え、何かでっかいことを計画中らしいです。是非お話を聞きに行きましょうよ!
こんな方にはぜひお薦めです
- 社員教育をどうすべき?社員との接し方はどうあるべき?と悩む経営者
- 会社事業だけではなく、自身の人生や家族のことなど様々な悩みを持つ企業幹部