社長業も主婦業も、
もっともっとやりたい!
欲張り?4代目女性社長が目指す
ホスピタリティ溢れる会社。

リボン食品株式会社代表取締役社長

筏 由加子 さんに学ぶ

所在地大阪府大阪市

社長の事業定義

油脂とパイの存在感のある製造販売業

  • #パイ
  • #Fat Witch Bakery
  • #マーガリン
  • #ブラウニー
  • #冷凍パイ生地
  • #油脂

筏 由加子 さんのココに学びたい

  • 「筏家の血が必要だ!」先代を支えた専務からの言葉。
    もう帰る場所はないと決めて再渡米したが、でもやはり!
  • ユニークであれ!パイオニアであり続ける。
    そのためには「わがまま」でなければならない。
  • 日報への返事は手書きで、
    年賀状500枚も、誕生日カードも。
    想いを伝える事を大切にする。

会得のヒント

父を喜ばせたい。父がどう評価してくれるかが大切。
父のために生きよう!そして人のために生きよう!

Movie

「大切にしている言葉」

  • 一つのエピソード

    8歳の時に教えられた、経営者にとって大切なもの。

    筏は、小学校2年生の時の家族会議が忘れられないという。
    父から「お父さんはこれからの仕事で、もしかすると失敗するかもしれない。その時はまず第一に会社の社員たちを守らなければならない。自分たち家族は食べていけなくなるかもしれないが覚悟しておいてくれ」と語られたという。「守るべきは社員であり、会社である」と幼くして学んだこの時の父からの言葉を心に刻んでいる。

  • 成し遂げたこと

    伝統を守り、新しいことへ挑戦する。

    2015年、専務の時代にアメリカ、ニューヨークの人気ブラウニー専門店Fat Witch Bakery 社とライセンス契約し「Fat Witch Bakery Japan」を設立。通販から始め、京都・大阪に店舗を構える。
    2018年、社長就任と同時に新社屋を建設。社員の健康、円滑なコミュニケーション、美味しい食事ができることを目指した。オーナー企業色を前面に出しながらも、伝統を守り、かつ新しいことに挑戦し、次の50年を見据え経年を楽しめるような空間を体現できるよう、自身のアイデアを盛り込んでいる。
    また東南アジアへの進出計画も実行中。

筏 由加子さんの秘密に迫るキーワード

  • 1

    一所懸命にトライする会社。

    • ● いろいろチャレンジして、失敗もする。でも・・・
    • ● 何がダメだったのか、なぜ失敗したのかわからないようなチャレンジはダメ!
  • 2

    「目立たない黒子」から「目立つ黒子」へ。

    • ● 今までは、業務用を中心にプロに選ばれる品質の仕事
    • ● これからは、少し前にも出て社員が語れるB to Cも
  • 3

    父の時代からの定例行事。月1回の社長工場巡回。

    • ● 新鮮な目で見るために、他部署の人と一緒に巡回
    • ● また年末の大掃除では、社長がOKを出すまで何度でもやり直し、納会では感動したことを社員へ伝える
  • 4

    女性経営者は難しい!?

    • ● あのアメリカでも女性が大統領になれないのか
    • ● 家庭環境では女性に求められることが多い。専業主婦の母を尊敬している
    • ● 主婦として、もっともっとやりたい。社長業にも時間を割きたい。「欲張りなんですね。」
  • 5

    原田マハ著「本日はお日柄もよく」から学んだ事。

    • ● 人と話すことが苦手、緊張しやすく、人見知り
    • ● みんな壁にぶつかる ➡本に救われる ➡だから会社に図書館を作った

筏 由加子 さんの哲学

想いは、伝わらないと意味がない。
できるだけわかりやすい言葉で
ホスピタリティをもって、想いを伝える!

Profile

筏 由加子(いかだ・ゆかこ)

  • 1978年

    京都生まれ

  • 2003年

    アメリカ University of Denver(ホテルレストラン観光学専攻)卒業後アメリカでHyatt Regancy 、Grand Hyatt等ホテル勤務

  • 2005年

    リボン食品入社 その後、再度アメリカにて他企業勤務を経験

  • 2012年

    リボン食品再入社

  • 2014年

    専務取締役

  • 2018年

    代表取締役社長就任 新本社社屋建設

リボン食品株式会社 Fat Witch Bakery

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代表取締役社長

森本 尚孝さま

推薦人さまからひと言

真面目といい加減、素直と偏固、ホスピタリティとわがまま、女々しさと逞しさ、人懐っこいくせに人見知り、家庭的なのに生活感ない・・。様々な両面性・意外性を兼ね備えた一筋縄でいかない人物です。100年企業の重みを等身大で受け止める謙虚な姿勢からは、なぜかいつも応援したくなる魅力を感じさせます。経営者仲間としての悩みを共有できる、そして尊敬できる友人の一人であります。

みちびらき・岩﨑 隆の着目ポイント!

家族からいっぱいの愛情をもらい育ててもらったと素直に話される。また父、母を尊敬していて、父のために生きたいとまで語る筏社長。アメリカの大学を卒業し、事業継承など全く考えていなかったというが、父である先代から受けた、幼いころからの様々な教訓が、今の社長業に活かされていると感じます。

こんな方にはぜひお薦めです

  • ユニークで常にパイオニアでありたいと願い、刺激的なヒントが欲しい経営者
  • 女性経営者として、妻として、主婦として、母として、その役割をいかに果たすべきか悩んでいる方
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