いわゆる中小企業の超ワンマン社長が
コーチングとの出会いで大変身。
ボトムアップ型の会社へ劇的に変化した。
株式会社 トップコーチングスタジアム代表取締役
株式会社 バーテック取締役コーチ
末松 大幸 さんに学ぶ
所在地大阪府大阪市
社長の事業定義
強いファミリービジネスを創る業
- #コーチング
- #ファミリーカウンセラー
- #経営相談
- #親子継承
- #働き方改革
末松 大幸 さんのココに学びたい
- 「バーテックから買う」「末松さんから買う」
どうしたら、お客様からズバリ指名買いしてもらえるのか? - 番頭さん・No2のつくり方
自分の弱みをさらけ出し、
社員の強みを最高に引き出し成長させる方法。 - 経営理念、創業の精神を
いかに社員に浸透させていったのか?
会得のヒント
人間力!
その人間力を高めるためには?
Movie
「大切にしている言葉」
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一つのエピソード
コーチングとの出会い。
1970年、創業者である父の死去に伴い、18歳で京阪ブラシ工業・代表取締役就任。
いわゆる中小企業のワンマン社長として会社を引っ張っていた50歳の頃、
ISOを取得することになる。しかしこの取組がうまく進まない!
その上信頼していた幹部も退職。大きな壁にぶちあたった。
そんな時、ISOのコンサルからコーチングの話を聞き、
藁にもすがる思いでセミナーに参加。
その後、このコーチングの指導を受けるのに、
当時大学生だった息子の現社長と一緒に東京まで通うことにした。
そのコーチングとの出会いが末松を大きく変えることとなる。
また同時に、3代目への事業継承もスムーズに行うことができた。 -
成し遂げたこと
変革への舵取り。
自身では失敗ばかりしてきたと話される末松。
しかしその実は、多くの実践と成功の歴史がある。
18歳で就任した当時の会社の主力事業は塗装用の刷毛が中心で、
顧客には職人などの個人経営者が多く、価格勝負であり、かつ現場仕事で与信面でも厳しかった。
絶対につぶれない会社にするために、「煙突」を持つ会社を顧客ターゲットに設定する。
煙突があるという会社は、規模も大きく、いつでもそこにある。
しかしそれは、主力品を刷毛から工業用ブラシに変更することであった。
さらに工業用ブラシも価格競争の波にさらされるようになると、
価値を売れる会社にならねばならぬと考えるようになる。
そこで末松が打った手は、京阪ブラシ工業からバーテック(BURRTEC)への社名変更だった。
BURR(やっかいなもの)を取り去る技術集団として課題解決カンパニーを目指したのだ。
末松 大幸 さんの秘密に迫るキーワード
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1
「息子がすべて上!」と心から言えるその訳とは。
- ● 「出藍の誉れ」を目指す。事業継承は駅伝競走!あなた自身の目標は区間記録を出すことではない
- ● 小さな成功体験を積み重ねる。親父は応援団長に徹する
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2
「絶対につぶれない会社にしたい!」18歳で引継いだ時の想い。
- ● 変化できるものだけが生き残る
- ● 刷毛から工業用ブラシへ
- ● 価格競争から脱皮、価値を売る事業へ転換
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3
バーテックという社名に込めた想い。
- ● ブラシを売るんじゃない!お客様の問題や社会の課題を解決する
- ● まずお客様を決めよ!次にお客様が求めるワンストップサービスの展開へ
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4
アスリートにコーチがいるように、
中小企業経営者にも経営者専門のコーチがいればいい。- ● 社長は孤独「裸の王様」になりがち、周りはイエスマンばかり
- ● 同じような失敗をして欲しくない。同じように悩む中小企業経営者のお役に立ちたい
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5
中小企業の抱える問題の多くはコミュニケーションが原因。
- ● 親子・夫婦・兄弟・上司と部下
- ● 人は理屈で動かない、人は気持ち、感情で動くんだ
- ● ものの伝え方は、モチベーションアップから!
末松 大幸 さんの哲学
人生は駅伝競走そのもの。
すべては成長する最強の永続的組織をつくるために!
人は、長所半分、短所半分。
社会、会社、チームで成果を上げ、みんなで共に成長するためには、お互いの強みを引出し、双方向で学び合うことを習慣化することが一番である。
Profile
末松 大幸(すえまつ・ひろゆき)
- 1951年
大阪市生まれ
- 1969年
18歳 京阪ブラシ工業株式会社代表取締役就任
- 1980年
慶應義塾大学経済学部 通信教育課程卒業
- 1989年
社名を株式会社バーテックに変更
- 2008年
57歳 代表取締役会長就任
長男仁彦氏に社長職を継承
同年 株式会社トップコーチングスタジアム創業 - 2018年
バーテック代表取締役会長退任・
取締役コーチ就任
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日本ファミリービジネスアドバイザー協会
理事長
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ヨコハマコンサルティング株式会社
代表取締役会長
西川 盛朗さま
推薦人さまからひと言
末松大幸さんは、長年の経営者としての成功と失敗を基に、ファミリービジネスアドバイザー並びに事業承継メンターとして中小企業の経営者や後継者に寄り添い、親身になって相談できる“人間力”溢れる社長、会長経験者です。
みちびらき・岩﨑 隆の着目ポイント!
末松さんは18歳と言う若さで社長業を引継ぎ、いかに事業を次世代に渡すべきかをずっと考えてこられました。ご自身のことを失敗の連続と仰いますが、常に学ぶ姿勢を持ち、コーチとしてアドバイザーとして活躍される本物のファミリービジネス改革請負人ですね。
こんな方にはぜひお薦めです
- 親子で事業継承に悩む経営者特に後継経営者の方におすすめ。経営者の器を大きくするコーチです。
- 事業継承時期の後継者。番頭さんを含む次世代チーム伴走してチームを支援