日本一の義肢装具メーカー
3代目社長の夢とは。

川村義肢株式会社代表取締役

川村 慶 さんに学ぶ

所在地大阪府大東市

社長の事業定義

不自由を自由に変える魔法の仕事

  • #パラアスリート
  • #障がい者
  • #義肢装具

川村 慶 さんのココに学びたい

  • 創業者(祖父)の志、そして2代目(父)の実践と実績
    カリスマとしてグイグイ会社を引っ張っていた。
  • あとを継ぐのは絶対に嫌だった
    社長になっても幸せになれるとはとても思えなかった!
    母からの言葉「あんたはいつも逃げてんねん!」
  • 31歳で社長就任。
    蒸気機関車ではなく、新幹線でいこう!
    会社を変えたければ社長を変えればいい。

会得のヒント

大切なのは、創業の精神と後継の精神。
脈々と生き続ける創業者のこだわりと引継ぐ者の心構え。

Movie

「大切にしている言葉」

  • 一つのエピソード

    後発で小さな会社からのスタートした川村義肢。
    創業の志を結実させる者の想い。

    創業者の想いは『社員の幸せがお客様の幸せにつながる』、しかし創業8か月で他界。
    そんな会社が日本一にまで成長できた理由は何だったのか。
    創業者の志を引継いだ2代目は心理カウンセラー、そして大きく飛躍させる。
    他社が嫌がる子供用の義肢義足、
    成長に合わせた調整とメンテナンスと安い価格に手間の多さ、
    ここに目をつける経営判断が、開発力と技術力を磨きその後の成長につながる。
    人がやらない、やったことのない分野に挑戦するという
    川村義肢の社風を創り上げていった。

  • 成し遂げたこと

    世界的パラアスリートが、大東市という
    大阪中心部より離れた小さな街にやってくる。

    年商72億、社員数700名(令和元年度)、
    社員をソウルパートナー、仕入先をグッドパートナーと呼ぶ会社には
    パラリンピックのメダリスト、車いすダンスのダンサーなど、
    世界中から多くのパラアスリートが川村義肢を訪れてくる。
    『ソウルパートナーとお客様のQOL向上を絶対にあきらめない』
    この言葉が使命と信じる社員たちは、本気のお客様と向き合う職人へ、
    そして医療関係者と患者をつなぐ仲介役、カウンセラーまでこなしながら
    時間と戦い、徹底した創意工夫を図る技術集団へと成長した。

生き方・実行力の秘密に迫るキーワード

どんなことでも
絶対にあきらめないこと。

  • 1

    本社を大東市に移転 その訳は?

    • ● ハートバリアフリー
    • ● 地域の人に愛される会社、地域に溶け込む社員
  • 2

    ミッションステートメント(私たちの使命)

    • ● 令和になって経営理念を変更し、5つの社提を制定
    • ● 社員に生きる意味をしっかりと伝える
  • 3

    心のコップという考え方。

    • ● ノウハウ社長ではだめ、素直な心がコップを上向ける
    • ● 人は人によって鍛えられる
  • 4

    あきらめなくていいを売る。

    • ● 社員の『やりたい』という気持ちも絶対にあきらめない
    • ● 固定概念を、業界の常識を打ち破る
  • 5

    夢は、いじめや戦争がこの世からなくなること!

    • ● そのためにも心を自由にできるかもしれないと思える人生を
    • ● 人の笑顔が見たい。社員が創るコミュニティ「ハイヒールフラミンゴ」

川村 慶 さんの哲学

「不自由を自由に変える」いや、「心の不自由を自由に変える」
川村義肢の仕事は、体の不自由を自由に変える道具を作ること。
しかし、もっと重要なことが、心の不自由を自由に変えること。
私たちは他者に対していつも何か決めつけているところがあるのではないか。
親として、上司として、先輩として、友人として、他者をこんな人だと決めつけ、しかも無理だ、できない、やめとけとつい言ってしまう。
そんな心のバリアーをなくして自由にその人の持つ可能性を大きく伸ばしていく。できるかもしれない!やってみようという気持ちを大切にする。

Profile

川村 慶(かわむら・けい)

  • 1969年

    大阪府生まれ

  • 1992年

    大阪体育大学卒業

  • 1995年

    国立障害者リハビリテーションセンター学院卒業
    川村義肢入社
    ドイツ、オットーボック・オルソベディックインダストリー社2年間出向

  • 2000年

    川村義肢株式会社 代表取締役就任

川村義肢株式会社

Recommend

大阪府大東市 市長

東坂 浩一さま

推薦人さまからひと言

川村義肢は、心が通い合った社員の力で、心が通い合う社会を築いています。
川村慶社長のコメントは、わかりやすくてユーモアに溢れ、
気づけば一人ひとりの心の底に突き刺さっています。
We are making so good(装具).

みちびらき・岩﨑 隆の着目ポイント!

アメリカンフットボールで活躍された川村社長のお話で、「僕は試合中もボールには触らないんですよ!」と仰った。つまり人にはそれぞれ役割があり、自身の役割を認識することがいかに大切かという事なんだろう。川村社長のお話は引出がいっぱい!楽しくしかも真剣に学べる方です。会社見学も充実の内容で学びが多いです。

こんな方にはぜひお薦めです

  • 元気で楽しく、しかも琴線に触れる講和を望む人倫理法人会で数多くの講和実績。迫力満点
  • 障がい者雇用について学びたい人元気で明るい川村義肢の社員の方との対話も楽しみです。
PAGE
TOP